【買取事例あり】群馬県の農地買取相場はいくら? 実際の価格と売却方法を解説
「群馬県の畑や田んぼ、売ったらいくらになるんだろう」
「相場は調べたけど、実際に買い取ってもらえる金額とは違う気がする」
「使っていない農地を、そろそろ手放したい」
群馬県で農地(田んぼや畑)を手放そうか迷っている方のなかには、上記のような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。農地の価格相場を調べても、それがそのまま買取価格になるとは限りません。
この記事では、全国農業会議所が公表する群馬県の農地価格データと、農地買取センターが群馬県で実際に買い取った価格の両方をもとに、群馬県の農地がいくらで売れるのかを具体的に解説します。
【無料相談】使わない田んぼや畑の売却なら

管理できていない・放置している田んぼを売りたいとお考えなら、「農地買取センター」までお気軽にご相談ください! 処分や相続の悩みも無料で相談を受け付けております。
群馬県の農地の売買価格相場
農地の価格には、「耕作目的で農家どうしが売買する場合の相場」と、「太陽光用地などへの転用を前提とした買取価格」の2種類があります。まずは、全国農業会議所が公表している統計データから、群馬県の耕作目的の相場を確認します。
耕作目的で売る場合の価格
全国農業会議所は、都市計画法の線引きがない市町村(純農業地域)の農用地区域内について、生産条件が平均的な農地を「中田」「中畑」と呼び、10a(1,000㎡)あたりの平均価格を毎年調査しています。令和7年調査では、群馬県の価格は次のとおりです。
| 区分 | 円/㎡ | 円/坪 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 群馬県 中田 | 1,617円 | 5,345円 | 1.1%下落 |
| 群馬県 中畑 | 1,518円 | 5,018円 | 1.2%下落 |
| 全国平均 中田 | 1,031円 | 3,408円 | 0.9%下落 |
| 全国平均 中畑 | 763円 | 2,522円 | 0.9%下落 |
| 関東ブロック平均 中田 | 1,375円 | 4,545円 | 0.7%下落 |
| 関東ブロック平均 中畑 | 1,498円 | 4,952円 | 0.7%下落 |
群馬県は全国平均の1.5倍以上の水準で、関東ブロックのなかでも高めです。周辺に前橋市・高崎市など人口の多い都市があり、宅地への需要が価格を押し上げていると考えられます。
市街化調整区域にある農地の価格
都市計画法で線引きされた市街化調整区域の農用地区域内は、さらに高い水準になります。
| 区分 | 円/㎡ | 円/坪 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 群馬県 中田 | 3,040円 | 10,050円 | 0.3%下落 |
| 群馬県 中畑 | 3,037円 | 10,040円 | 0.2%下落 |
| 全国平均 中田 | 2,639円 | 8,724円 | 0.9%下落 |
| 全国平均 中畑 | 2,508円 | 8,291円 | 0.9%下落 |
群馬県の市街化調整区域は、純農業地域の約2倍の価格になっています。宅地化が期待されるエリアほど、評価額が上がるためです。
農地の価格が下がり続けている理由
全国的に見ると、純農業地域の農地価格は平成7年以降31年連続で下落しています。要旨によれば、下落の要因は次のとおりです。
- 農地の買い手の減少や買い控え(中田35.4%、中畑41.1%)
- 後継者不足(中田25.4%、中畑26.1%)
- 離農による過疎化(中田9.6%、中畑11.4%)
農業をやる人自体が減っているため、農地のままで買い手を見つけるのが年々難しくなっている状況です。相場の調べ方をより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
関連記事 田んぼ売却の相場と農地価格の調べ方
【事例】群馬県での実際の農地買取価格
ここまでの価格は、あくまで農家どうしが農地のまま売買する場合の相場です。
実際に太陽光用地として買い取ってもらう場合、価格がどう変わるのか、農地買取センター(当社)が実際に買取し公開している実績の中で、群馬県での買取実績を見てみます。
| 買取日 | 地目 | 面積 | 買取金額 | ㎡単価 | 坪単価 | 売却理由 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年4月 | 畑 | 約1,814㎡ | 約150万円 | 827円 | 2,734円 | 子供たちに草刈りをさせるのが申し訳ないので売却 |
| 2026年8月 | 畑 | 約1,830㎡ | 約150万円 | 820円 | 2,710円 | 子供も使わなくなり、処分してほしいと言われて売却 |
| 2024年1月 | 農地 | 1,016㎡ | 130万円 | 1,280円 | 4,230円 | 遠方に住んでいて管理できないため、周辺環境を考えて売却 |
| 2024年1月 | 農地 | 996㎡ | 105万円 | 1,054円 | 3,485円 | 農地を数か所保有していて管理が大変なため売却 |
| 2023年7月 | 農地 | 911㎡ | 110万円 | 1,207円 | 3,992円 | 高齢になり、草刈りができなくなる前に整理のため売却 |
実績から見る買取価格の目安
群馬県のこれまでの実績では、㎡単価は820円〜1,280円、坪単価では2,710円〜4,230円の範囲に収まっています。中央値は1㎡あたり1,054円ほどです。
ただしこれは掲載されている成約事例から算出した参考値で、公表している単価表ではありません。実際の金額は、農地買取センターの場合、面積や日当たり・電柱までの距離といった土地の条件によって変わります。
300坪(約1反)の農地ならいくらになるか
「1反(300坪)ならいくらか」は、農地を手放したい人が最初に知りたい金額のはずです。群馬県の実績のなかにも、300坪前後(900〜1,016㎡)の成約例が3件あります。
- 911㎡(約276坪)→ 110万円
- 996㎡(約301坪)→ 105万円
- 1,016㎡(約307坪)→ 130万円
群馬県内では、300坪前後の農地はおおむね105万円〜130万円で買い取られています。買取事例全体で見ても同じ面積帯(900〜1,100㎡)の実績は14件あり、買取総額は75万円〜130万円、中央値は115万円です。群馬県の実績は、この全体の水準とほぼ重なっています。
田3反・畑1反のように複数の農地を持っている場合、面積を足し合わせれば金額が決まるわけではありません。上記のとおり、同じ面積帯でも数十万円の差が出ています。
農地買取センターの買取は太陽光発電所の用地としての取得なので、日当たりや電柱までの距離といった土地の条件が金額を左右するためです。正確な金額は、地番や面積を伝えたうえでの査定で確認するのが確実です。
どんな理由で売却しているか
群馬県の実績に書かれている売却理由を見ると、共通しているのは次のような事情です。
- 草刈りや管理の負担が大きい
- 子どもや親族が農業を継ぐ予定がない
- 遠方に住んでいて管理に行けない
- 複数の農地を持っていて手が回らない
どれも、群馬県内に限らず多くの農地所有者に共通する悩みです。管理の負担をなくしたいという理由が、売却のいちばんのきっかけになっています。
群馬県で農地を売る3つの方法
先祖代々の農地を手放すことに、ためらいを感じるのは自然なことです。今すぐ結論を出す必要はなく、管理の負担がそこまで大きくない場合や、家族の間でまだ話がまとまっていない場合は、まず金額だけを確認して時間をかけて考えても構いません。
そのうえで、群馬県で農地を手放す方法は、買取業者への売却だけではありません。おもに次の3つがあります。
| 方法 | 売れる相手 | 価格の目安 | 手続き | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 農家・新規就農者に売る | 地域の農家や新規就農者 | 耕作目的の相場が目安 | 農地法3条の許可(農地のまま譲渡) | 農地として使われ続けてほしい人 |
| 農業公社(農地中間管理機構)を使う | 規模拡大を目指す認定農業者など(公社が仲介) | 買取価格に準じる(別途、事務手数料がかかる) | 農地売買等事業への申し込み | 譲渡所得の特別控除を使いたい人、農地のまま次の担い手に引き継ぎたい人 |
| 買取業者に売る | 太陽光用地としての買取業者 | 本記事で紹介した実績が目安 | 農地法5条の許可(転用が前提) | 管理の手間をなくし、まとまった金額で現金化したい人 |
関連記事 田んぼを売るには? 農地売却の方法
農家・新規就農者に売る(農地のまま/農地法3条)
農地を農地のまま売却する場合、買い手は原則として農業に従事する個人や、農地を所有できる要件を満たした法人(農地所有適格法人)に限られます。農地法3条の許可を市町村の農業委員会から受ける必要があり、農地としての利用が続くのが特徴です。
群馬県農業公社(農地中間管理機構)を使う
群馬県農業公社では、経営規模を縮小・離農する農家から農地を買い入れ、規模を拡大したい農業者に売り渡す「農地売買等事業」を行っています。契約や登記の手続きも公社が代行してくれます。
農用地区域内の農地であれば、売り手は譲渡所得の特別控除(800万円、買入協議を行った場合は1,500万円)を受けられます。
事務手数料は事業の種類で変わります。一般事業(非補助)なら買取価格の3%(5万円未満は一律5万円)に2万円を加えた額、国庫補助の対象になる農用地等売買事業なら買取価格の3%(5万円未満は一律5万円)です。
農地買取センターなどの買取業者に売る
太陽光用地などへの転用を前提に、農地買取センターなどの買取業者へ直接売却する方法です。農地のまま売るより価格の目安がつきやすく、遠方に住んでいて管理が難しい人にも向いています。
ただし転用が前提のため農地法5条の許可が必要で、買い取ってもらえる農地の条件も決まっています(次の章で解説します)。
農地売却について、迷って結論を先延ばしにする場合、そのまま放置しておくことにはリスクがあります。固定資産税の負担は農地を持ち続ける限り続き、雑草や害虫が周辺の農地に広がると近隣とのトラブルにもつながります。管理が行き届かない状態が続くと、市町村から指導を受けることもあるため、「とりあえず様子見」を選ぶ場合も、定期的な草刈りなど最低限の管理は必要です。
群馬県の農地買取で価格を左右する農地区分
同じ群馬県内でも、農地の区分によって売却できるかどうかが変わります。
青地(農用地区域内の農地)は原則売れない
「青地」と呼ばれる農用地区域内の農地は、農業を続けるために市町村が農業振興地域整備計画で定めた土地で、原則として転用が認められません。太陽光用地としての買取も対象外です。
関連記事 青地とは? 白地との違い
農地区分ごとの転用のしやすさ
転用のしやすさは、農地の区分によって次のように分かれます。
- 甲種農地:市街化調整区域内にある条件のよい農地。第1種農地よりさらに転用が難しい
- 第1種農地:生産性が高く、転用はほぼ認められない
- 第2種農地:第3種農地に建てられない事情があるときなど、条件を満たせば転用できる
- 第3種農地:市街地の中や、都市的な整備が進んだ区域にあり、転用の許可を受けやすい
太陽光用地としての買取は、このうち転用が見込める第2種・第3種農地が対象になります。
関連記事 農地転用できない土地とは
自分の農地がどの区分か調べる方法
自分の農地がどの区分にあたるかは、農地がある市町村の農業委員会に問い合わせると確認できます。農地転用の手続きとあわせて相談すると、そのまま話が進めやすくなります。
群馬県で農地買取センターに買取を依頼する流れ
農地買取センターに相談した場合の、問い合わせから代金の支払いまでの流れを紹介します。
WEBフォームまたは電話で連絡します。WEBフォームは24時間受付です。
地番・地目・面積など、土地の状況を確認します。詳しい情報がわからなくても相談できます。
最短即日で、概算の見積もりが提示されます。
担当者が実際に土地を訪れ、状況を確認します。
正式な条件と、今後のスケジュールが説明されます。
提携する行政書士が、農地法5条の許可申請を進めます。
農地転用の許可と電力会社の連系承認が下りたあとに、売買代金が全額支払われます。
登記の手続きを経て、売却が完了します。
無料で相談可能です
必要な書類・準備するもの
最初の相談時点では、地番・地目・面積がわかれば十分です。手元にない場合も、農地買取センター側で調べてもらえます。
話が進む段階では、登記事項証明書や公図が必要になります。相続登記が終わっていない場合も、提携の司法書士を紹介してもらえるため、相談自体は可能です。
群馬県の農地買取業者を選ぶときに見るポイント
群馬県には、農地買取に対応する業者がほかにも複数あります。業者を選ぶときは、対応エリアや買取実績、手数料の適正さなどを確認することが大切です。
群馬県は、農地買取センターの対応エリア(関東エリア・福島県・宮城県)に含まれています。ただし、買取の対象になるのは太陽光用地としての条件を満たす農地に限られるため、事前に無料相談で確認しておくと話が早く進みます。
農地買取センターの買取実績は以下よりご確認ください。群馬県の買取実績も掲載しています。
関連記事 農地買取業者の選び方・探し方
群馬県の農地買取に関するよくある質問
- いらない農地はどうすればいいですか?
-
放置していると、草刈りなどの管理義務や、近隣とのトラブルにつながることがあります。売却するか、農地バンクを通じて貸す方法があります。どちらを選ぶか迷う場合は、まず無料相談で査定を受けて、金額を把握してから判断することもできます。
関連記事 いらない実家の田んぼはどうする?
- 相続登記が終わっていなくても農地の売却は相談できますか?
-
相談は可能です。農地買取センターでは、提携する司法書士を紹介してもらえるため、相続登記の手続きと並行して話を進められます。
なお、相続登記は2024年4月から義務化されており、相続で不動産を取得したことを知った日から原則3年以内に手続きが必要です。期限が気になる場合は、売却の相談とあわせて早めに動き出すことをおすすめします。売却にともなう税金については、相続した農地を売却したときの税金で解説しています。
- 相談すると、そのまま契約を迫られますか?
-
現地確認や条件提示は、あくまで見積もりの提示です。農地買取センターにおいては、相談・査定はすべて無料なので、提示された内容を確認したうえで、契約するかどうかを判断できます。
群馬県で農地の買取を相談するなら農地買取センターへ
農地買取センターは、太陽光発電所の開発を10年以上経験してきたスタッフが在籍する株式会社GRITZが運営しています。月間1,000件規模で土地の調査を行っており、買い取った土地には自社で発電所を建設するため、仲介を挟まない直接買取によって高価買取が可能です。
ここまで紹介した実績・流れをふまえ、群馬県で農地買取センターが買い取れる土地の条件をまとめます。
- 第2種・第3種農地、雑種地、原野(転用可能な農地)
- 面積が240坪(約800㎡)以上
- 100m以内に電柱がある
- 道に面している(農道でも可)
- 平坦で日当たりが良い
仲介手数料は不要で、農地転用や登記にかかる行政手続き費用も当社が負担します。相続登記が終わっていない場合や、耕作中でこれから使わなくなる予定という段階でも相談できます。群馬県で農地の管理に悩んでいる方は、まず無料の査定から検討してみてください。






